(カエデノオト)

カエデのある家の住人のノート。いろいろごちゃまぜ、これが私。

ブルータス10/15 ほめられる写真

いまどきのカメラ雑誌を読むより全然面白かった、ブルータスの写真特集。
(私には)全く理解できない過去のアート系名作から、SNSでいいね!してもらえる写真の話まで。硬軟まぜこぜの特集は読み応えも見応えもあった1冊でした。
特にふーむ!と感心したのは伊藤徹也さんというブルータスほかの雑誌で活躍している方のお話。編集者の求める写真を、限られた時間のなかで、限られた条件下でなんとしても撮らねばならない。会議室でわずかな時間会うことができたアーティスト、長居のできない海外の辺境の地、最悪な天気の広い公園、撮られ慣れていなひとの味のある表情。そういうときどう考え、どう撮っているのか。非常に面白かったです。
あと、写真の歴史を作った人々の図解。写真じゃなく絵でやるところがさすが。
さいきんはシャッター押して後からイロイロしたらなんとなくサマになる写真ができる、カメラマンって誰でもできそうだよねこれなんか自分でも撮れるよねーとかって思っちゃったりするわけですが、実はとんでもない、ということが実によくわかりました。

BRUTUS (ブルータス) 2013年 10/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2013年 10/15号 [雑誌]

ところでこの隔週の雑誌、いったいどういうひとが編集して、書いているのだろうか。今出ている、これの次の号の特集は「あんこ」。少し前の日本美術の特集も評判がよかったようだし、ありとあらゆる事象を特集にして毎回唸る内容にまとめている(らしい)。アタマのいい人たちが揃っているんだろうなぁ。
そしてこの雑誌はどういう人をターゲットにしているのだろうか?ファッションページに出て来る服装をしている(もしくは、したい)男性? 人物像が浮かび上がってこない…ターゲットが曖昧だからこその充実ぶり、なのかしら?