カエデノオト

カエデのある家の住人のノート

クウネルvol.54「わたしの仕事場。」

ひとの家、部屋、バッグ、財布、そのあたりには常に興味があります。
だからこの号はかなり好み。
特に、石黒智子さんの2ページはこれまで見たことのないアングルの写真で「わー」と思ったなー。
ドレスデザイナーさんの仕事場の、過去のトワル(=仮縫いの洋服なんだって)をカーテンの並べてかけているところが、とってもすてきだった。
「ミナ ペルホネン」で働く人びと。もひとりずつ興味深く読んだ。こういう思いで働く先を選ぶ人もいるのだなぁと。学生のときの私の就職先の選び方って、安定感とか安心感とか報酬とか、まずはそこだったように思う。もちろん自分の適性とかやりたいこと、ていうのも考えたけれど、それよりも前者のほうが重要だと思っていた。社会に出てから気付いたんだよね、安定感とか安心感とか報酬とかそういうものはとても揺らぎやすいのだって。たとえ揺らいでも私はここにいてこれをやりたいのだという、強い思いを持てるような場所を探すべきだったのかなぁとか思う。
街のアニキ、もかっこよかった。
若者よ、顔で語れ。もかっこよかった。
たすける手、ささえる手。もかっこよかった。
あ、特集タイトルの「仕事場」って、空間のことだけじゃなかったんだ。
アラジンのステンレスボトル/タンブラーはニュータイプ?やっぱりかわいいなぁ。
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清水ミチコさんのジャズピアニストのセレクトが私とかなり近くてうれしかった。
あーやっぱり革のバッグを愛するならば自転車カゴに放り入れてはいけないんだねーとか。

ku:nel (クウネル) 2012年 03月号 [雑誌]

ku:nel (クウネル) 2012年 03月号 [雑誌]

でもなによりもなによりも、加古里子さんのインタビューがいちばん強く残っている。

(略)あの頃、20歳以上だった人間すべてに責任があると思った。大人たちは信用ならない。僕のように判断を間違えないように、子どもには自分で学んで行動してほしい。

化学をやった人間として恥ずかしい限り。

(略)本当はわかっていたはずなのに、推進した政治家も政治家、科学者も科学者です。戦争に負けたときにずいぶん考えたはずなのに、(略)