カエデノオト

カエデのある家の住人のノート

「あの人の食器棚」伊藤まさこ

「らしさ」、について考えた

あの人の食器棚

あの人の食器棚

id:mamo76さんの日記を拝見して図書館で探してみた本。
タイトルから、食器棚の中を隅の隅まで拝見できる内容なのかと思っていたけれどイメージ寄りのタイトルだったようで、「食器棚というよりキッチンとキッチンに立つ'あの人'から、'あの人'のことを深く知っていこうとする」本だったかな。どちらかというと食器棚とそこにある器をじろじろ見たかったのでそういう意味ではやや期待はずれだったけれど、でもとっても読み応えがあり、文章も軽やかで心地よく、楽しい本でした。

  • 沖縄のガラス作家「日月」のよなはらみよさんのお宅が出ていたのが嬉しかった。二度ほど訪れた自宅兼ギャラリーショップが懐かしかった。↑は日月さんで買ったワイングラス。
  • クウネル創刊時の編集長、岡戸絹枝さんはかつてオリーブの編集長だったということを知ったこと。ちゅうことは、オリーブ少女はまっすぐに大きくなるとクウネル女子になるっているということなんだろうか!?
  • ぼんやり、こんなキッチンがいいなーと妄想していたそのまんまのキッチンが実在するとわかったこと。それはダイニングテーブルをコの字型に囲むキッチン。リビングとゆるやかに分離したダイニングキッチン。実在する場所は八ヶ岳、リネンバードの経営者米田倫子さんの別荘だった。つまりひろーい土地がないとありえないキッチンであるということがはっきりわかりました…。
  • 結局、キッチンは人それぞれで、器の数も種類もしまいかたもそれぞれでその人に馴染んでいればそれでよいということ。
  • 2009年2月に発行されて、約1ヶ月後には3刷。売れているということなんだよね。この手の本は売れ筋なのか??