カエデノオト

カエデのある家の住人のノート。いろいろごちゃまぜ、これが私。

ドラッグストアの節電に思う/今日のカエデ

未来に向けて、なにから手をつけるべきか

いつものドラッグストアに買い物に行ったら「節電のため照明を減らしております」という張り紙。いつも、ちょっとまぶしいよーと思うくらい朝でも昼でも明るい蛍光灯が半分くらい消えていた。
関西で節電してもあんまり意味ないんだってヨと、節電呼びかけチェーンメールをついツイートしてしまった私は心の中でつぶやいた。そのあたりご存じなのか、全国チェーンのお店だから全店一斉にという上からのお達しなのか、それはわかりませんが。
やや薄暗い(でも全然買い物に支障はない。こうこうと明るいほうが万引きを予防できるらしいけど)店内は、以前行った冬の道東の過疎の町の商店街の、薬局やパン屋での買い物を思い出させた。たまーにぽつんと買いにくるお客のために、店内を隅々まで明るくしておくというのは無意味だし、楽ではない経営の中で少しでも経費を抑えようとしているのかな、と、買い物しながら思ったんだった。
でもその照明で、その明るさで十分事足りる。やや薄暗いというのがなんとなく不安な印象を受けるというのは、明るすぎる店に慣れているから…。

関東の電力不足は今だけでなく、今年の夏も、次の冬も続くらしいと聞く。そりゃそうだ。大きな発電所がひとつ壊れてしまって、簡単に復旧はできず、同規模の新しいものを作るのも簡単ではない。作りためて運べるものでもない。
この先に備えて、少しずつ、でも早く、今までの暮らしの常識や感覚を変えていかなくちゃいけないんじゃないか。それは被害のなかった西日本だっておんなじなんじゃないか?「こちらは必要以上に節電する必要はない」て電力会社のサイトにあったけれど、そういう感覚を持って日々を送ることは無意味ではないように思うんだけど。
16年前の震災のときは「少しずつ元に戻っていく」というふうにしか思わなかった。そのうち元に戻る、今回体験したことを活かして災害に備えていけばよい。それだけだったけれど、今回は元には戻らないんだと思う。戻らずに違うかたちに変わっていかなければならないのだと、思う。
3月11日とはどんな日か?(放送作家 島津秀泰のブログ)