カエデノオト

カエデのある家の住人のノート。いろいろごちゃまぜ、これが私。

「かもめ食堂」(群ようこ)

かもめ食堂

かもめ食堂

お目当ての本が見あたらず、かわりに目にとまったこれ、今更ってかんじもしますが借りてみた(映画も見てない)。
こどもが早く寝た夜、布団に寝そべってライトのそばで読んだ。2時間ちょいで読了。読後感さわやか。
今の私にちょうどいいサイズ、ちょうどいいトーン。
なんてかわいらしい話だろう。
そしてちょっぴり勇気をもらう。
嘘っぽいところもかわいらしいと許せる。
…が、巻末の著者略歴のところの「映画のための書き下ろし」という一文でいぢわるな気持ちがむくむくと。
あぁ、まさに私のようなのをターゲットに売るために計算して作られた話なのだなぁ、群さんのところにはどういう状態まで決められて話が届いたんだろう。どうかおおざっぱな計算が、群さんの豊かな才能によって開花したお話でありますように。